<第百四十六回:問題と解答>
[出題日:2004.04.05(月)  解答発表日:2004.04.09(金)]

[問題]
 石田さんは伊豆に別荘を所有していますが、息子の勝さんにこの別荘を贈与したいと考えています。しかしながら、この別荘についてはまだ1,000万円のローンが残っており、このローンについては勝さんに負担してもらうつもりでいます。この場合に勝さんが負担する贈与税の課税対象となる金額はいくらになるでしょうか?なお、この別荘の贈与時の価額は売却価額では5,000万円(時価)、相続があった場合の路線価では4,000万円となっています。
@路線価の4,000万円に課税される
A路線価の4,000万円からローン残金1,000万円を控除した3,000万円に課税される
B売却価額の5,000万円(時価)からローン残金1,000万円を控除した4,000万円に課税される
               
<出題者:プチバックパッカー>

[正解]B
通常の贈与であれば路線価により財産を評価し贈与税が課税されるのですが、債務の負担を伴う贈与については財産を時価により評価し、その価額から負担した債務の額を控除した金額に対して贈与税が課税されます。したがって、今回の贈与では別荘の売却額5,000万円からローン残金1,000万円を控除した4,000万円に対して贈与税が課税されることになります。