<第百七十八回:問題と解答>
[出題日:2004.11.22(月)  解答発表日:2004.11.26(金)]

[問題]
 
杉山さんは加入していた生命保険が満期を迎え、満期返戻金として500万円の支払を受けることになりました。杉山さんは満期を迎えるまで400万円の保険料を支払いましたが、そのうちの30万円は契約者貸付(保険会社からの借金)で支払ったため、満期返戻金の500万円から契約者貸付の30万円を差し引かれた470万円の支払を受けました。
さて、この満期返戻金には一時所得という区分で所得税がかかります。この満期返戻金500万円のうち、所得税がかる部分の金額の計算方法として正しいのは次のうちどれでしょう?
@500万円−400万円−50万円(特別控除)=50万円
A500万円−30万円−400万円−50万円(特別控除)=20万円
B500万円−30万円−50万円(特別控除)=420万円
(注)一時所得はさらにこれらの金額が2分の1に軽減されます

                            <出題者:うど>
[正解]@
 生命保険や損害保険の満期返戻金を受け取った場合の一時所得の計算方法は、{(受け取った満期返戻金)−(支払保険料の総額)−50万円}×1/2 となります。
 契約者貸付分が差し引かれて支払われても、差し引く前の金額を基に計算しなければなりません。
 なお、満期金を一時ではなく年金として支払を受ける場合には、一時所得ではなく雑所得となり、計算方法も異なります。