須田邦裕の「今月の一押し!!」
|
2002.12.12 今回の一押しは「e+(イープラス)」だあ!
|
年末がやってきました。この間正月が来たばかりのような気がしますが、まったく坂を転げ落ちるように時間はどんどん経過していきます。また年末調整かぁ。また確定申告かぁ。そうして段々終わりが近づいていくんだなぁ。あと何回だろう…
いやいや感傷的になってはいけません。まだまだやるべきこと、やりたいことは沢山あるはずです。頑張るぞー!!!!!!びっくりマークを6個もつけちゃいました。なぜこんなに元気なんでしょう。それはですねえ、最近コンサート漬けの幸せな生活を送っているからです。 なんだか自慢するようですが、今年は凄いですよー。この10月から12月にかけて、リンカーンセンター・ジャズオーケストラ、デューク・エリントンオーケストラなどの本格的ビッグバンドから、マンハッタン・トランスファーというちょっと古いけどジャジーなポップボーカルバンド、さらには日本中で話題になったポール・マッカートニーの東京ドーム公演、少し変わったところでなぎら健壱のライブなど、色々なジャンルのコンサートを堪能してしまいました。 ポール・マッカートニーはよかったですよ。開演が30分も遅れ、最初は風船と一緒にサーカス団みたいなのが出てきてどうなるかと思いましたが、Hello goodbyeが始まったらもうあっという間にノリノリのロックコンサート。30数曲を3時間かけて演奏してくれました。14,000円のチケット代は確かに高かったけど、ポール様ご本人の声でビートルズ時代、ウィングス時代のヒットナンバーがたっぷり聞けてハッピーでした。しかし60歳になっても何故あんなにかっこいいんでしょうねー。本当にいい声してますよ。ギターも上手いし。キョーレオピンでも飲んでるのかなあ。 デューク・エリントンのコンサートでは、客席にシャープスアンドフラッツの原信夫さんやドラマーのジョージ川口さん、そしてジャズシンガーの阿川泰子さんのお顔が見えたりして、とってもアダルトな雰囲気。演奏するメンバーはすっかり入れ替わっていますが、どのソリストも皆さんかなりの達人で、こちらもエリントンのヒットナンバー目白押し。テナーサックスのおじちゃんがボーカリストに早変わりしてAll of meなど歌いましたが、超セクシーでぞくぞくしてしまいました。そして圧巻は、最後に全員が前に出て正しくスイングしながら演奏したTake the A train。本当に楽しかった。言葉が見つかりません。 そんな中でなにゆえになぎら健壱なんでしょー。いやいや馬鹿にしてはいけません。私は吉祥寺で行われたこのライブで、なぎら健壱さんはお笑い芸人ではないということを初めて知りました。でも歌手というのもちょっと違うかな。エンターテイナーですね。歌とお話が半分くらいずつで、歌の間に話をするというより、話の間に歌を歌うという感じ。もったいないから詳しくは言いませんけど、当日は「893について」という統一テーマですごく面白いお話を聞かせてもらいました。オリジナル曲もなかなかのものです。死や別れをテーマにした仏教的な歌詞が多いけれど、それがカントリー調のメロディに乗って結構ホロッとさせるものがある。この人もいい声してます。ポールほどかっこよくはなかったけど。 さて私がこんなに次々にコンサートに行けるのは何故でしょう。なぎら健壱のライブはレイトリーのマスターに誘ってもらって実現したのですが、それ以外のものはほとんどeメールで情報をゲットしています。つまり、居ながらにして音楽関連の情報が毎日のようにメールで送られてくるんですね。そしてその発信元のホームページにアクセスすると、コンサート情報が目白押し。お金と暇さえあれば、ほとんど毎日のように出かけることもできそうです。 そのホームページはe+(イープラス)。URLはhttp://eee.eplus.co.jpです。 |