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  須田会計事務所メールマガジン      000040   2003.07.07発行
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 □□今週の一言□□
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 先日、梅の老木を切り倒して梅の実の最後の収穫を行いました。思い起こせば小学校の頃、母が作った梅酒を、放課後友達を呼んでみんなで飲んでとっても怒られたっけ・・・なんて思い出にふけりつつ焼酎の中でゆらゆら揺れる青い実をうっとりと眺める今日この頃です。

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 □□今週の税務豆知識□□
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相続税の2割加算制度ってご存じですか? 財産をもらう人が亡くなった方の子、父母、配偶者以外の人、 いわゆるタナボタ的に財産をもらうこととなった人は2割多めに相続税を納めてください、という制度です。また、祖父母から孫に継がせる場合、相続税を課すチャンスが1回抜けてしまうという意味合いでも2割加算することとなっています。
本当に相続税のシステムって「よく」できています。その昔は、養子にすれば何人でも相続人として基礎控除額が増やせたそうですが、それを防止するために「基礎控除等の算定にカウントできる養子の数は原則1人まで」という規定ができ、今年の改正では、上記の2割加算を避けるために孫を養子にした場合は、養子(すなわち亡くなった方の子供としての立場をもった人)であっても加算が逃れられないように改正(平成15年4月より適用)されました。ただし親が先に亡くなってしまっている場合の孫養子の場合は除かれるなど一定の考慮はされています。
それにしても税金の使われ方に不信があるにもかかわらず、発泡酒やタバコなどの身近な税金も増税したり、なにかと息苦しい限りです・・・。
 そういえば事務所の愛煙家の2人もこれをきっかけに減煙・禁煙をするそうです。陰ながら応援しております。

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 □□あれやこれや一口コラム□□
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<発光ダイオードについて>
みなさん、「発光ダイオード」ってご存知ですか?
それ自体は、電流を流すと発光する素子のことなのですが、赤色、緑色の発光ダイオードはかなり前から存在し製品化されていたのですが、この「青色発光ダイオード」は作るのが難しく、実用化されるのは21世紀とまで言われていました。
それが、今から10年ほど前に開発されたというのだから、ビックリです。
だからこそ、その特許権を巡っては、ある会社が開発した会社の特許権の無効を求めて訴訟を起こしたり、開発した人が特許権は自分にある、と訴えを起こしたりと世間を騒がせていたので、覚えている方もいらっしゃると思います。
一連の訴訟に関しては、2年ほど前に一応の解決を見、だからなのか(はよく分からないのですが)、最近信号機に使われるようになりました。
夕方信号機に西日があたって、どのランプが点灯してるのか分からなくなった(疑似点灯)経験、運転なさる方には多分にありますよね。
発光ダイオード信号機の場合、点灯していない色は無色透明なので、そのような疑似点灯は起こらないのだそうです。また、消費電力も少なく、寿命も長いため、メンテナンス費用も少なくてすむのだとか。その代わり、初回設置料は従来のものより若干高め。
その他にも、大型フルカラーディスプレイにも「青色発光ダイオード」が使用されるようになって、フルカラーが実現したのだとか。それまでは、赤色と緑色から、緑、橙、赤の3色を用いたカラーディスプレイだったというのですから、驚きです。
この、フルカラーディスプレイは、渋谷駅前に設置されているそうなので、お近くを通った際にでも、確認してみてはいかがでしょうか。

今回のコラムは、月刊ホームページ URL:http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~mate_phys/Special.html を参考にしました。

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 □□今週の税金クイズ□□  正解は次回発表しますねー。
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[問題]
 甲さん一家は夫婦共働きで、子供がいました。毎年の確定申告で子供は夫の扶養親族としていました。ところが甲さんは年の中途において亡くなってしまいました。この場合、今年の扶養控除はどのようになるでしょうか。
@甲さんの亡くなった日までの確定申告(準確定申告)において扶養控除が受けられる
A扶養親族か否かはその年末の状況によるので、妻の確定申告において扶養控除が受けられる
B甲さんの準確定申告及び妻の確定申告の両方で扶養控除が受けられる

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 □□先週の税金クイズの解答発表!□□  
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[問題]
次の資産は全て耐用年数がありますが、耐用年数が長いものから順に並べてください。
@営業車(軽自動車ではありません)
A会社のパソコン
B会社の番犬

[正解]B、@、A
@については普通の乗用車で6年です。Aについてはちょっと前までは6年でしたが今は4年です。最後にBですが一番長い8年です。ちなみにこの番犬は『器具及び備品』に種類分けされ、構造は『生物』、細目は『その他のもの』に分類されます。番犬が器具及び備品とは変な感じです。この他にも変わったものが沢山ありますので暇なときにネットなどで調べてみてください。・・・・甲州ぶどうは15年なのに温室ぶどうは10年。温室育ちは世間知らずだからかなぁ?

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☆今週号の編集責任者は   佐藤恭子 & 谷村和美 でした。
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