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  須田会計事務所メールマガジン      00370   2010.01.12発行
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 □□今週の一言□□
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 おはようございます。正月休み後の3連休も終わり、今週から本格的に仕事ですね。体調管理に十分注意して今年1年頑張っていきましょう。

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 □□税務豆知識□□
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<固定資産税>
 固定資産税は大きく二つに分けることができます。「土地・家屋にかかる固定資産税」と事業に使用されている器具備品等の「償却資産にかかる固定資産税」です。両方とも固定資産税で税目は同じです。
 土地・家屋にかかる固定資産税は不動産登記簿や市町村(東京都23区では都税事務所)の実地調査等により1月1日の現況で課税台帳を作成してそれにより課税します。土地・家屋の価格は原則として3年に一度評価替えを行って決定されます。基本的に市町村等で全て処理を行いますので納税者が申告等をすることは原則としてありません。
 償却資産にかかる固定資産税は1月末に納税者(事業者)が市町村(東京都23区では都税事務所)に提出する「償却資産申告書」に基づいて課税台帳を作成してそれにより課税します。償却資産は、納税者からの申告に基づいて毎年評価を行ってその価格を課税台帳に登録します。「償却資産申告書」は法人税、所得税の減価償却の計算明細書に基づいて1月1日の現況により償却資産の所在する市町村(東京都23区では都税事務所)ごとに作成します。
 納付書は土地・家屋にかかるもの、償却資産にかかるもの別々に届きますが、納期は両方とも同じで年4回です。東京都23区では6月、9月、12月、翌年2月ですが、各市町村により月は前後します。納付の方法としては、一括納付してしまうことも、各期に分けることもできます。以前は、一括納付するほうが、各期に分けて納付するよりも若干金額が安くなったのですが、今はそういうメリットもなくなったので、各期に分けて口座振替等で納付する方が多いようです。

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 □□あれやこれや一口コラム□□
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<ミシュランか、ザガットか>
 私(中原)の今年のテーマは「大人のお酒の飲み方をマスターする!」なので週に2〜3回も安い居酒屋で飲むのをやめて、2週間に一回感じの良いお店でおいしい食事と少量のお酒を楽しむことにしました。
 しかし、中々そのようなお店を知らないため、まずは情報収集ということで「東京最高の店」という雑誌を購入してみました。
 確かに雑誌の名前の通り、最高だね!と言いたくなる様なラグジュアリーで素敵なお店が沢山掲載されていて、どれも一度は行って見たくなるものばかりでした。
 この雑誌は素敵なお店の紹介がメインなのですが、「ミシュランorザガット?本当に頼りになるレストランガイドはどっち?」という気になる記事があったので読んでみると、ミシュランガイドは権威ある専門家によって、料理の味や雰囲気は勿論のこと、料理人の技量まで評価の対象としているのに対し、ザガットサーベイは消費者からのアンケートによって食べておいしかった、気持ちよく過ごせた。など分かりやすい点を評価の対象としているとのことで、結局どっちがお勧めのレストランガイドと言っているわけではなく、ニーズに合わせて使いこなすのがベストなようです。
 なんかスッキリしない。どっちが良いのかハッキリさせたい。ということで、両方のガイドブックを購入して内容を見比べてみました。
 本の値段自体はどちらもさほど変わりません。今回は東京の2010年版を購入しました。写真が多くて見やすい感じを受けたのはミシュランでした。お店に関する情報もミシュランは比較的詳しく書いてあった気がします。ただ、掲載されているお店が高級店なため特別な日用といった感じでした。
 ザガットの方は一般の人のコメントが短く掲載されているので読みやすいのですが、お店の情報量が少ない気がします。しかし、町の定食屋から高級店までと幅広いお店を紹介しているので、財布の中身に合わせてお店探しができるので活用できる場面が多そうでした。
 その他にもそれぞれのガイドブックで特徴があるため、雑誌の言うとおりニーズに合わせて使いこなすことがベストかもしれません。
 今週末はせっかく両ガイドブックを購入したので活用してみようかと思います。しばらくは定食屋探しにザガットを使うかも知れませんが…

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 □□今週の税金クイズ□□  
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[問題]
 法人及び個人事業者の税法上の書類(領収書等)の保存期間の記述として正しいものは、次のうちどれでしょうか?※個人事業者は青色申告の承認を受けているものとする。
@法人、個人事業者ともに書類の保存期間は5年間である
A法人の書類の保存期間は7年間、個人事業者の書類の保存期間は5年間である
B法人、個人事業者ともに書類の保存期間は7年間である

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 □□先週の税金クイズの解答発表!□□  
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[問題]
 平成22年度税制改正大綱において、環境税の導入が平成23年度以降実施に向けて検討されることになりましたが、既に環境税が導入されている国は次のうちどれでしょうか? 
@フィンランド
Aオーストラリア
Bシンガポール

[正解]@
 1990年、世界で初めてフィンランドにおいて、いわゆる炭素税が導入されました。現在では、スウェーデン、ノルウェー、デンマークといった北欧諸国、オランダ、ドイツ、イタリア、イギリス、フランス、スイスやカナダの一部の州で課税されています。やはり環境問題に関してはヨーロッパ諸国が先進国といえそうです。
 
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☆今週号の編集責任者は 杉山圭  & 中原敬和 でした。
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